レモンの収穫と植え替え

レモンの収穫

こちらの写真は我が家で初めて収穫をむかえたレモンです。去年初めて家庭菜園デビューした際、訪れた園芸店でひとめぼれして買った小さなレモンの木、まさか一年目から収穫できると思っていなかったので本当に嬉しいです。

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実が大きく育たなかった原因

一年目で沢山のレモンを収穫できたことはもちろん嬉しいのですが、反省点もあります。このレモンたち、大きいものでライムサイズ、小さいものだとスダチサイズなのです。実が小さくなった原因はおそらく二つあります。

  • 摘果をしなかったこと
  • 肥料を与える頻度が低かったこと

一つ目の課題は摘果です。すでに成っている青い実を取ってしまうのは、とても勇気がいります。残した実が落ちてしまったら?などと心配になって全部残しておいた結果、スダチサイズのレモンになってしまいました。我が家のレモンの木の大きさだと、一枝に一果くらいにしておいた方が良いようです。

二つ目の課題は肥料です。特に春から秋にかけてかなり頻繁に肥料を与えるべきなのを知らず、わずか一度しか与えませんでした。我が家のレモンは完全に栄養失調だったようです。オーストリアにも柑橘類専用の肥料(ほとんどが液肥)が売らてているので、今シーズンはきちんと活用します。

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レモンの植え替えと越冬

頑張って実をつけたまま冬越ししてくれたレモンの木です。本来は3月まで実をつけたままにすると木の負担になってしまうらしいので、来年はもう少し早く収穫します。

レモンの植え替えは3月から6月が適しているようです。我が家のレモンも一回り大きい鉢に植え替えました。植え替えの際は柑橘類専用の土を購入、使用しています。外はまだ寒いので、もうしばらく屋内で過ごしてもらいます。

日本の大部分で地植えが可能なレモンですが、オーストリアの冬はレモンにとって寒すぎるので、地植えは基本的にできません。でもレモンの木は毎年園芸店で大量に売られていて、大人気です。冬が寒くて長いので、南国への憧れがあるのでしょうか…。レモンの花は、まさに南国の香りがします。

屋内で冬越しさせる植物の置き場、どこにしようか困りませんか?レモンは常緑樹なので、冬の間の観葉植物としても優秀かと思います。しかし我が家には小さい子供がいるため、地下の階段下に追いやられていました。幸い真上に天窓があるので、多少なりとも日光が当たる環境でしたが、葉の色が薄くなり、実はほぼ緑色のままでした。いくら冬場は休眠モードになるといっても、日光は大切ですね。明るい窓辺に置いて、少し追熟させてからいただこうと思います。レモンの加工については、また記事にする予定です。

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レモンの品種

レモンの木にぶら下がっていた説明書です。”Femminello Carrubaro”という種(フェミネロ種)でイタリア原産です。リスボン種やユーレカ種の栽培が大多数を占める日本での栽培は、あまりメジャーではないようですね。裏面は手入れ仕方が4か国語で書かれています。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

レモンの収穫と植え替え」に3件のコメントがあります

  1. 鉢植えでもレモンが育つんですね!我が家も賃貸なので、木は植えられなくて、果実系は諦めていました。けれども、ビーネさんの記事を見て、挑戦してみたくなりました(^^♪

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    1. こんにちは。コメントありがとうございます!こちらでは冬が寒すぎて屋外では越冬できないので、レモンは鉢植え一択です。水やり、植え替えなど地植えするよりは多少手間はかかりますが、今のところ元気に育っています。ぜひ挑戦してみてください!

      いいね: 1人

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