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スーパーの家庭菜園コーナー
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オーストリアでは、家庭菜園で使用する種や苗は園芸店で買うのが一般的です。チェーンの大型園芸店や、農家の直営の園芸店(主に期間限定で開店)など、さまざまな選択肢があります。スーパーにも家庭菜園コーナーが設けられている場合もあり、主に種やメジャーなハーブの苗などが売られています。
普段は素通りするスーパーの種売り場ですが、立ち止まってよく見てみると、かなり色々な種類の種が並んでいます。一般的な野菜の種は、ほぼ網羅されていると言っても過言ではないほどの品ぞろえでした。野菜やハーブだけではなく、花の種の品ぞろえも豊富でした。
いくつか育ててみたい種が見つかったので購入してみました。カモミール、メキシカンサワーガーキン(キュウリの一種)、ノヂシャ、チンゲンサイの4種類です。すべて初めて育てる野菜とハーブなので楽しみです。
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左から2番目のメキシカンサワーガーキン、私は初めて見ました。普段行くスーパーでも見たことがないので、オーストリアでもあまり流通していない野菜だと思います。キュウリの一種で酸味があり、そのまま食べてもピクルスにしても美味しいらしいです。
オーガニック系プライベートブランド
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今回購入した種は、実は全てスーパーのプライベートブランドのものです。こちらのプライベートブランドは有機栽培(作物と、その加工品)に特化したもので、オーストリア最初のオーガニックブランドとして1994年に誕生し、野菜や果物はもちろん、パンや乳製品、肉や魚、お菓子まで、大型チェーンのスーパーで幅広く展開されています。野菜の種は2010年から扱われています。野菜の種がスーパーのプライベートブランドでまで扱われている事から、オーストリアでいかに家庭菜園が広く浸透し、愛されているかが伺い知れます。
参考文献:https://www.janatuerlich.at/wir-sind-bio/wofuer-wir-stehen/unsere-meilensteine/
買ってきた種を蒔く
今回購入した4種のうち、カモミールとメキシカンサワーガーキンの種を早速まいてみました。カモミールは鉢に直接まき、メキシカンサワーガーキンはポットにまいて屋内で発芽させます。
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カモミールの種はすごく小さくて、風で飛ばされないかヒヤヒヤしながら蒔きました。カモミールは光が届かないと発芽しない特性を持つので、土をかけすぎないように注意する必要があります。
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こちらがメキシカンサワーガーキンの種です。種だけ見ると見知ったキュウリの種で、本当にキュウリの仲間なんだと、妙に腑に落ちました。苗が育ったら、5月ごろに植え直します。
他の種はまだ出番待ちです。また蒔いたら順次記事にしていく予定です。
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
「ウィーンのスーパーで見つけた、プライベートブランドの種」への1件のフィードバック