ベランダ菜園にもピッタリ!多段式のプランターでイチゴを栽培する

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今年は3月に入っても寒い日が続き冬がとても長く感じられましたが、ウィーンもようやく少し暖かくなってきました。徐々に庭の準備をする人も増え、園芸店にもさまざまな野菜や果物の苗が並び始めました。

多段式のプランター

先日訪れた園芸店で、こちらのプランターを購入しました。4段の木製で、各段の内側にビニールが敷いてあります。(夫が組み立てました。ビニールは固定しておらず、敷いているだけです。)

このようなプランターは、オーストリアでは度々目にします。場所を取らずにたくさんの植物を植えることができるので、我が家のような狭い庭や、ベランダ菜園にも適しています。フォークリフトでの運搬に用いられる木製パレットを使って自作する人もいます。

多段式のプランターに適した植物

多段式のプランターは場所を取らないので便利ですが、その分スペースに限りがあるので、狭い場所でもよく育つ植物を選んで植える必要があります。特に適しているのはハーブ類、イチゴ、サラダ菜、ルッコラなどです。

イチゴは実が地面に触れてしまうと、そこから痛んだり害虫の被害に遭いやすくなりますが、プランター栽培では、実をプランターの外に出すことで土に触れない状態で育てられます。さらに地面に藁を敷くことで、病気の予防や寒さ対策ができます。

イチゴの栽培

イチゴは多年草で、苗は本来10月ごろに植えつけて越冬させるのが理想なようです。日当たりと風通しの良い場所を好み、水はけの良い土が適しています。

プランターが4段あるので、今回は4種類のイチゴの苗を買いました。イチゴを栽培するのは今年初めてなので、様々な種類を試してみたいです。種類によってどのような差が出てくるか、観察するのも楽しみです。

オランダイチゴ(Fragaria ananassa)フラガリア属

フラガリア属 ‘Asia’

フラガリア属 ‘Ostara’

フラガリア属 ‘Elan’

それぞれの種類について調べてみたのですが、育て方はどれもほぼ同じでした。4種のうち、2種は6月ごろにのみ収穫する一季なり、他の2種は一年通して実がつく四季なりの品種です。

植え付け

このように一段に3株づつ植えました。家の壁沿いの日当たりの良い場所で育てます。今後の経過が楽しみです。

イチゴと一緒にルバーブの苗も買いました。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

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ベランダ菜園にもピッタリ!多段式のプランターでイチゴを栽培する」に5件のコメントがあります

  1. ビーネさんこんにちは。
    こういう段になってるプランターは場所も取らず便利ですね。うちには毎年できる苺のクローンを植えた小さなポットがそこら中にあるため、新たに大きめのプランターを買ったのですがこういう段になったやつも追加したいです。

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    1. ユークさんこんにちは。コメントありがとうございます!今回初めてこういう形式のプランターを使ってみたのですが、便利です。少し心配だった日当たりも問題ありませんでした。我が家のような狭い庭には良い選択だったと思います。イチゴは多年草ですし、毎年クローンを育てていけば収穫量も増えますね!楽しみです。

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  2. ビーネさんこんにちは😃。苺、いいですね。私は育てたことがありません。知り合いが地面に3段のいちご畑?を作ったら、その夜にモグラが巣を作ってしまったのを聞いたので手付かずでした。苗の赤や緑のポットも可愛いですね。たくさん実ったらぜひブログでお知らせくださいね。スリムなプランターも便利ですね。ロックガーデンを今年作りました。今日届いたエーデルワイスを一番いい場所に植えます。オーストリアを思い出したくて。次のブログも、楽しみにしています。

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    1. 緑の指さんこんにちは。コメントありがとうございます!モグラは未だ庭では見たことがありません。散歩に行くとあちこちモグラ塚はあるのですが、我が家の周りは住宅が密集しすぎているのだと思います。イチゴは今年初挑戦なので未知数ですが’、うまく収穫まで漕ぎつけられたら良いなと思っています。もう花がいくつか咲きました。イチゴは大好きなので、つい期待してしまします。ロックガーデン、素敵です!オーストリアの花と言えばエーデルワイスですよね。夜空の星のような白くて可憐な花、私も大好きです。
      ありがとうございます。また是非来てください!

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