初めて我が家で収穫したレモン、せっかく無農薬なのだから皮まで使えるものを作ろうと思いあれこれ悩んだ結果、塩レモンを漬けてみました。
塩レモンは、もともとモロッコでよく使われる調味料です。レモンを発酵させて作るというのは、今回調べてみて初めて知りました。
日本ではすっかりメジャーになりましたが、オーストリアではあまり聞きません。ほとんど外食しないので、私がよく知らないだけかもしれないのですが…。
収穫後のレモン
収穫後に数日間、窓辺で追熟させてみたのですが、あまり黄色くなりませんでした。後日、バナナかリンゴと一緒にビニール袋に入れておくと早く追熟すると分かりました。今回は、このまま使います。
用意するもの
- レモン
- レモンの10%~20%の重さの塩
- 煮沸消毒したビン
ちなみに、こちらの塩はオーストリア産の岩塩から加工されたものです。塩はオーストリアの名産で、お土産にも人気です。
塩レモンの作り方
1.レモンをくし切りにし、塩と交互にビンに入れる。蓋をしてよく振る。
丸ごとレモンに切り目をいれて漬けるのが本格的なやり方らしいのですが、くし切りの方が早く発酵が進むようです。
2.毎日ビンを振って水分を全体に回し、塩を溶かす。
参考にしたレシピでは、水分を出すために上からギュッと押しても良いとあったので、何度かスプーンの背で押しました。
こちらが3日後の状態です。かなり水分が出てかさが減ってきたので、一回り小さいビンに移しました。この際、レモンがすべて液体に浸っている状態にします。水分が足りない場合は熱湯(少し冷ましたもの)を加えます。
3.冷蔵庫で約1か月熟成させる
様々なレシピがあり、冷蔵庫と常温での保管どちらの方法もあるようです。私は冷蔵庫で保管しました。
完成した塩レモン
こちらが漬けて1ヶ月後の塩レモンです。見た目はあまり変わっていませんね。実の水分が失われた代わりに皮全体に水分が行きわたり、ずっしりとしています。
早速少し食べてみました。レモンの酸味と塩気がどちらもマイルドになり、かつ旨味が感じられます。そしてレモンのとても良い香りがします。和洋どちらでも、肉にも魚にも合いそうな味です。冷蔵庫で保管すれば、約1年保つそうです。
そのまま使うだけではなく、刻んだりミキサーにかけてペースト状にしても使いやすそうです。せっかく作った塩レモン、様々な料理に活用したいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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ビーネさんこんばんは。塩レモンって初めて聞きました。凄く美味しそうです。ポークチョップとか塩レモンのペーストにちょっと漬け込んで焼いたら柔らかくなって美味しそうです。自分の家で収穫したレモンで作るとまた美味しさが増しそうですね。
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ユークさんこんにちは。塩レモンは少し前に日本で流行って、その時から気になっていました。ポークチョップに使ったら美味しそうですね。さっぱりとした風味がこれからの季節にピッタリかなと思っています。自宅で採れた食材を使った料理の美味しさは格別ですよね!
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